「わかりました。可愛がってあげます」
 ペロリと舌なめずりすると、美春に舌を見せ付けながらゆっくりと顔を美春の股間に近づける。
 もう少しで味わえる新たな快感を期待して美春の胸が高鳴る。自分で見ないでと言った部分を期待のこもった目で見詰めてしまう。
 胸を高鳴らせ、その時を待っているとふいに山中と目が合った。自分の心を見透かされたような気がして美春は顔が熱くなる。それでも、止めて。という言葉は出てこない。
 ぺろりと山中が舌を動かした。
 痺れるような快感が美春の背筋を駆け上る。
「ひぁあんっ……!」
 その声が終わらないうちに、山中は美春の蜜を掬い取るように舌を動かす。
「ひっ! くぁん……あっあっ、す、凄いっ! ……いいっ」
 白いお尻を震わせながら、美春は与えられる悦びを歓喜と共に迎える。
 舌が自身に触れるたびに美春の体に電流が走る。
「ああ、山中っ、気持ちいいの……んくっ」
 舌で裂け目をなぞるようにして舐められて、美春はなにも考えられない。
 山中はこっそりと美春の足から手を離した。それでも美春は尻を高く上げ山中の口に押しつけてくる。 
 次第にバランスが崩れ、美春の柔らかい尻が下がっていく。つまり、山中の舌が届かなくなるということだ。
 美春は自分の行動に気付いているのか、いないのか、少しでも秘所を高く持ち上げ易くと、自ら足首を掴み、姿勢を整える。柔らかいお尻を突き出して、惜しげもなく愛液をあふれさせ、ぷるぷる震えている。
「あれ、その格好恥ずかしいんじゃないんですか?」
「そ、それは山中、あなたがむりやり……」
「え? じゃあここにある僕の手はなんですか?
」  山中は美春の目の前で両手を広げて見せた。数秒遅れて、美春が息を飲む音が聞こえた。
「自分でわざわざ恥ずかしい格好するなんて部長って変態ですよね」
 優しく語りかけられて美春はパニックに陥った。
 先程までは、いくら恥ずかしくても、あくまで山中の手によってむりやりとらされた姿勢だから仕方ない。と、いいわけができたから我慢できたし、快感に酔うこともできた。しかし、今はなんのいいわけもできない。自分からはしたない格好をして山中の舌を求めていることを指摘されてうろたえてしまう。
「違うの……」
「なにが違うんですか」
「だって……」
 一度山中の舌の味を覚えてしまった体はもうおさまらない。舌が触れなくなった途端、せつなく疼きだした。口を開こうとするとみっともなく山中を求めてしまいそうで美春は唇を噛み締める。
 なにも言えず、それでも美春は恥ずかしそうに足を抱え込んだまま局部をさらけ出している。
 美春ははしたなくおねだりしそうな自分を抑え、声を絞り出した。
「……だって、気持ちいいんだもの」
 潤んだ瞳で囁かれて山中は理性がはじけ飛ぶのを感じた。
 指で美春の秘唇を開くとピンクのそこにむしゃぶりついた。
「ああっ、山中っ! はぁぁん」
 欲しかったものを与えられて美春が歓喜に身をよじる。
 ちゅうちゅうと、枯れることなく溢れる美春の愛液をすすり、舌を淫猥にうごめく美春の粘膜に絡みつかせる。
「いひっ……もっと、もっとちょうらいっ」
 粘膜が絡み合って美春の体を蕩かしていく。美春は舌足らずな言葉で山中を求めた。
 美春の快感に比例するように量を増していく愛液が流れ落ちて、美春の白く柔らかいお腹、逆さになっても綺麗な形の胸を濡らしていく。
 山中は美春の控えめなビラビラを唇で挟み、その感触を楽しんだ。口に力を入れるたびにひくひくと柔らかい肉が動く。
 顔中を濡らしながら夢中で美春を味わっている山中の目に、小さく尖っている肉の芽が入ってきた。舌を動かしながら、いきなりそれを摘み上げる。
「ひっ……ひぁああああっ」
 美春があごを仰け反らせ、部屋中に響き渡るような声を上げた。美春の蜜が噴き出し、自身の顔と眼鏡に降りかかる。
 ぴくぴくと一、二度痙攣すると、全身の力が抜けたのか、そのままくたりとデスクの上に倒れこんでしまう。
「大丈夫ですか部長?」
 山中が荒い息をついている美春の顔を覗きこんだ。
「ん、ふぅ、ん。す……すごひっ、頭が、真っ白にっ、はぁ、なっれ。あそこが、痺れたみたい……で」
「僕が部長をイカせたんですね。嬉しいです」
 息絶え絶えな上司の頬に山中は優しくキスをした。
「ふぅ、はぁはぁ、あんっ私……イッちゃっらの……?」
 美春は余韻に浸ってうっとりとしている。だらしなく開いた唇の端からはよだれが零れ落ち、デスクに小さな池をつくっている。
「部長はクリトリスが弱いみたいですね」
 山中は今度は口にキスをした。美春はそれにほとんど反応せずにうつろな目で窓を見ている。
「んっ、はふぅ……んぁ」
「今度は、僕の番です。こんな姿見せられたらいくらなんでも我慢できません」
 山中は微かな音と共にジッパーをおろし、自らのものを取り出した。すでにはちきれそうなくらい大きくなって、血管が浮いている。
「そ、そんな大きいのが私の中に入るの……」
 まだどこかぼんやりとした表情のまま美春が山中の股間を見た。
「普通の大きさだと思いますよ。このままじゃ入れにくいな。部長デスクから降りて、そこに手をついてください」
 美春を引き摺り下ろすと、山中は自分のほうにお尻を向けさせ、デスクに手をつかせようとする。
 しかし、まだ体に力が入らないのか、美春はふらふらと危なっかしい。そのため、上半身はベタリと机に貼り付いたままだし、足はふるふる震えて今にも崩れ落ちて机から滑り落ちそうだ。
 それでもなんとか望む姿勢に近くなると山中はおもむろに、美春のくびれたウエストに手をやり、濡れた美春の秘所に自身のものをあてがった。
 くちゅり。小さく音がする。
 それが恥ずかしくて美春は尻をくねらせた。
 それが亀頭を刺激することになり、山中のものはますます固く反りかえった。
「それじゃあ、いきますよ」
 ゆっくりと焦らすように腰を進め、いやらしいひだひだを掻き分けていく。すると、山中は妙な違和感を感じた。
 なんだかきつすぎる。いや、それは部長が名器だと言うことでいいとして。それよりも中の感触がなにか違う。
 それでも絡みついてくる粘膜が与えてくれる快感にごまかされて腰を沈めていく。


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